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実例から覚えるInDesignの正規表現 目次組版編 その4

「実例から覚えるInDesignの正規表現 目次組版編 その3」からの続きです。


7.リーダーとページ番号を正規表現スタイルで整える

段落スタイルを設定する箇所はこれですべて設定できました。
データを見てみるとだいぶ形になっています。
しかしまだ、体裁を整えたい箇所が存在します。

章のページ番号前のリーダー罫が太いのと、
ページ番号自体が目次のレベルによって、サイズと書体が異なっているのが気になりまね。

目次を作り慣れている方であれば、もしかしたらここは「先頭文字スタイル」などで設定するところかもしれません。
が、今回は正規表現スタイル」を使用してみましょう。

「検索置換の正規表現」と「正規表現スタイル」とでは若干仕様が異なりますが基本は同じです(詳しくはコチラのエントリーをご覧下さい)
まずは、「目次/章」の段落スタイルから設定していきましょう。

moku_sei10.jpg 
「目次/章」の段落スタイルを開き、
正規表現スタイルの項目から「新規正規表現スタイル」をクリックします。

moku_sei11.jpg 
すると「\d+」部分に「文字スタイル[なし]」を設定するという設定が自動で作られるので、

moku_sei12.jpg 
既に設定のある、文字スタイルの「目次/リーダー」\tに適用する設定に修正します。

moku_sei13.jpg 
同様にもう一つ新規正規表現スタイルを作成し、
文字スタイル「目次/ノンブル」\d+$に設定します。

\d+ は数字を1回以上繰り返すという意味です
$ 段落の最後を意味します。

つまりこの正規表現スタイルで、
タブ文字には「目次/リーダー」の文字スタイルを適用する
段落の最後にある数字は「目次/ノンブル」の文字スタイルを適用する
という処理を行えます。

ちなみに、文字スタイルの「目次/リーダー」には、次のような設定が、
moku_sei19.jpg 
文字スタイル「目次/ノンブル」には次のような設定がされています。
moku_sei20.jpg 
うまく設定できていれば、プレビューは以下の画像のようになっているはずです。

moku_sei32.jpg 
今回は分りやすいように、リーダーとノンブルにそれぞれ赤と緑色を付けました。
それぞれスウッチパネルのインキ管理から、〈プロセスブラック〉に置き換える設定にしているため、印刷やPDF書き出しの際にはスミで出力されます。(こちらのエントリーで詳しい設定方法と、ちょっと便利なスクリプトを紹介しています)



8.「はじめに」と「おわりに」を設定する

同じ要領で段落スタイル「目次/はじめに」と「目次/おわりに」にも正規表現スタイルを設定してみましょう。
「目次/おわりに」は、基準に「目次/はじめに」にリンクしているため「はじめに」を設定すれば「おわりに」も正規表現スタイルは継承されます

ただし、「はじめに」のページ番号は欧文です。\d+$ではマッチしないため、
アルファベットの小文字(全角半角両方)を意味する、\lを使い、
文字スタイル「目次/ノンブル」[\l\b]+$を適用する設定を作りましょう。

moku_sei21.jpg 
ここでポイントとなるのが、半角のブラケットです。
文字を半角ブラケットで囲むことで、or検索ができます。

つまり、この正規表現スタイルを意訳すると、
行末に1文字以上のアルファベットの小文字(全角半角両方)または数字(全角半角両方)がある場合、その文字に文字スタイル「目次/ノンブル」を適用する
という意味の正規表現スタイルとなります。



9.節に正規表現スタイルを設定する

章と要領は同じですが、こちらはリーダーがないので、数字のみに文字スタイルを適用するだけです。

moku_sei23.jpg 
次のエントリーに続きます。






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プロフィール

ゆう

Author:ゆう
東京在住

DTPオペレーター
書籍組版と電子書籍の製作を主に

Javascript学習中

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