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calibreで電子書籍をつくる6 まとめ編

前のエントリーで目次ファイルの作成が完了し、
EPUBチェックをかけてもエラーのないファイルが完成しました。

最後のエントリーでは、
calibreの機能を使った「ファイルの分割」の方法をご紹介します。



1.前置き(読み飛ばし可)
今回作成した「蜘蛛の糸」は、文章が短い小説なのであまり不便はありませんが、
テキストの量が多い書籍の場合、章ごとに改頁させて読者に区切りを分りやすくするのが定石です。

CSSで章見出しの前にページブレイクのプロパティを設定し、改頁をすることも可能ですが、
対応していないリーダーもあるため、
区切りたい位置でhtmlファイル自体を分割してしまう方法が現状では良い方法といえるでしょう。

しかし、EPUBでファイルを分割するためには、
単純にファイルを分割する以外にも、
「opfファイルへの追記」
「目次ファイルなどのリンク情報を含むファイルの修正」
などといった、作業が必要になります。
量が多い書籍の場合、これを手作業で行なうのは無理があります。

ですが、calibreにはopfファイルの修正や、
リンクの自動再設定などを自動で行ないながらファイルを分割する機能を備えています。

前置きが長くなりました。実際に流れを追いながら解説していきます。



2.ファイルを分割する
「92_14545.xhtml」を開きます。
ファイル分割はプレビュー表示上で作業をします。もし、プレビュー画面を消してしまっている方は以下の画像を参考に、表示メニューからファイルプレビューの項目にチェックを入れて下さい。

bunkatu01.jpg 


今回は、
扉、一、二、三、奥付という構成にすることにします。

bunkatu03.jpg 

上の画像の四角い赤枠で囲った箇所をクリックすると、プレビュー画面上に、緑の線が表示されます。
画像のようにマウスのポインタを「一」の上に持っていきクリックします。

ファイルが2つに分割されました。

bunkatu05.jpg 
ファイルプレビューでも、分割されていることが確認できます。

ではでは、同じ要領で、次は「二、三」の前にマウスカーソルをもっていき分割していきます。
最後の奥付の分割は下の画像の位置でOKです。

bunkatu06.jpg

これでファイルの分割が完了しました。

うまく作業ができていれば、

bunkatu07.jpg

opfファイルは自動で追記され、

bunkatu08.jpg  
目次のファイルも自動的に修正されています。

今回のファイルには設定していませんでしたが、opfや目次ファイルのだけに限らず、
本文中に設定した、内部リンクであっても自動で更新されます。



以上で、全6回の投稿は終わりです。

書き足りないことや、追記しなければいけないことはいっぱいありますが、
ひとまず個々までとします。

calibreは今回紹介した機能以外にも便利な機能を沢山備えています。
ぜひ自身でダウンロードてみて確かめてみて下さい。



What is EPUB 3?
What is EPUB 3?
posted with amazlet at 16.05.17
O'Reilly Media (2011-09-29)
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プロフィール

ゆう

Author:ゆう
東京在住

DTPオペレーター
書籍組版と電子書籍の製作を主に

Javascript学習中

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@Yo_Yu_You

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